今日は野菜の相場について書こうかと思います。
野菜にはもちろん相場というものがあります。
一年中ブロッコリーがスーパーで120円で売られているわけではありません。
じゃあ、農家が儲けるためには高いときに出せばいい!
言うのは簡単ですが、なかなか難しい。
値段が高いということは基本的には供給量が少なく需要が高いときであると考えられます。
供給量が少ないとき…それはその作物が作りづらいときでもあります。
例えば、真冬のミニトマト。
冬の露地の温度で、ミニトマトを育てることはできないでしょう。
なのでまともに育てるにはハウスやボイラーなどの設備が必要です。
農家さんがみんなこの施設を持っているわけもなく、供給量は自然と減り値段が上がると。
ほかにも長雨の影響で作物の出来が全国的に悪くなったときとかも値上がりしますね。
しかし例年似た相場になる時期があったりします。
もちろん気候は毎年変わるので必ずしも相場がパターン通りになるとは言えません。
ただ、例年値段が上がっている時期があると思います。
ブロッコリーで例えるなら9、10月ごろでしょうか。
この時期に出るブロッコリーは真夏に定植をしたものになります。
真夏にブロッコリーを定植すると水分が足らずに枯れてしまう恐れがあります。
なので注意深く見て水をしっかり入れてやる必要があります。
十月くらいの少し涼しくなってから定植する作と比べると夏に植えるのは難易度が高いと言えるでしょう。草もたくさん生えてきますし。
だから供給量がどうしても減ってしまい、値段が上がっているのかもしれません。
このように作の難易度によって野菜の値段は違ってきます。
もちろん毎年どうなるかはわかりませんが、傾向を知っておいた方が経営計画もきっと練りやすいでしょう!
しっかり調べてどの作型にするのか決めていきましょう!
それではみなさんまた次回
アグリステンバイ!
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